
育休7ヶ月+10ヶ月とってわかった5つのこと|2児パパが正直レビュー
男性育休を長期で取ったパパのリアル。施工管理の現場代理人が1人目7ヶ月+2人目10ヶ月の育休を取得した体験談。良かったことも大変だったことも、きれいごとなしで全部書きました。
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はじめに:きれいごとじゃない、パパ育休のリアル
「パパ育休、実際どうなの?」
これ、僕も取得前はめちゃくちゃ調べました。でも正直、きれいごとばかりの記事が多くて、本当のところがわからなかったんですよね。
というわけで今回は、1人目で7ヶ月・2人目で10ヶ月(合計17ヶ月)の育休を取得した僕が、良かったことも大変だったことも含めて正直にお話しします。
「そんなに長く取れるの?」と思うかもしれませんが、実際に取ってみた感想をリアルにお伝えします。
📌 この記事で分かること
- 男性育休を7+10ヶ月(合計17ヶ月)とった施工管理パパの体験談
- 長期育休のメリット・大変だったこと・想定外だったこと
- これから育休を取るパパへのアドバイス3つ
パパ育休の現状をサクッとおさらい
厚生労働省の調査(令和5年度)によると、男性の育休取得率は約30%まで上昇しています。数年前は10%以下だったことを考えると、かなり増えてきました。
ただ、取得期間を見ると2週間未満が約半数。1ヶ月以上取得している人はまだまだ少数派というのが現実です。
そんな中、僕は1人目で7ヶ月、2人目で10ヶ月、合計17ヶ月取得しました。男性育休の中ではかなり長い部類に入ります。それでも「取って後悔した」とは一度も思っていません。
育休取得までの流れ(上司への相談〜引き継ぎ)
1人目・2人目ともに、妻の妊娠が安定期に入った妊娠5ヶ月頃に上司へ相談しました。
正直めちゃくちゃ緊張しましたが、切り出し方は——「来年の○月頃に子供が生まれる予定で、育休の取得を考えています」とシンプルにこれだけ。変に回りくどく言うより、ストレートに伝えた方がいいと個人的には思います。世間的にも育休が推進されており、社内教育でも題材となっているため特に変な感じにもならずにすんなりでした。
育休に入る1ヶ月前から、引き継ぎ資料の作成を始めました。ポイントは「誰が読んでもわかるレベルで業務を言語化する」「イレギュラー対応のパターンも書き出す」「引き継ぎ相手と実際に一緒に業務を回す期間を設ける」の3つ。「いなくても回る仕組み」を作ることは、育休に限らず大事なスキルだと実感しました。
育休を取って「やってよかった」3つのこと

① 新生児期の大変さを夫婦で共有できた
これが一番大きかった。1人目の時も育休を取りましたが、2人目はさらに上の子のケアが加わる分、大変さが段違い。新生児の夜泣き対応をしながら、翌朝は長女(3歳)を保育園に送り出す——この繰り返しを2人でこなすことで、「一緒に乗り越えた」という感覚がより強く夫婦の間に生まれました。夜通し寝てくれるまでは時間で完全に分けて担当(ママが21時〜3時、僕が3時〜9時)。特に2人目は上の子の生活リズムも保ちつつ行うので、大変でした。
② 上の子との時間が取れた
2人目が生まれると、どうしても長女が寂しい思いをしがち。僕が育休中だったことで、「ママは赤ちゃんのお世話、パパは長女担当」という役割分担ができました。下の子がまだ外に出られない間は、休日は2人でお出かけしたりとたくさんの時間を長女と過ごしました。家にいる時、どうしても赤ちゃんに気を取られてしまい、長女は嫉妬して赤ちゃんに意地悪したり構ってと騒ぎ立てたり。こういう時期は長女を優先してあげないといけないなと、改めて感じさせられました。
③ 産後の妻のケアに専念できた
産後のママは、身体的にも精神的にも本当に大変な状態です。産後うつのリスクが高まる時期でもあるので、「困ったらいつでも頼れる人がいる」という安心感を妻に持ってもらえたのは良かった。長期で取ったことで、産後すぐの不安定な時期だけでなく、生活が落ち着くまでをしっかり一緒に過ごせたのが特に良かったです。
※産後の体調や精神面で気になることがあれば、遠慮なく産婦人科や専門機関に相談してくださいね。
正直「大変だった」こと・想定外だったこと
社会から切り離された感覚…は、なかった:育休経験者のママさんがよく言う話で「あるあるなのかな」と思っていましたが、正直僕はあまり感じませんでした。育児が毎日充実していたからかも。「社会から取り残される感覚が怖い」という理由で育休をためらっているパパがいれば、必ずしもそうなるわけじゃない、とお伝えしたいです。
「休み」ではなく「シフトチェンジ」だった:「育休」という名前から、なんとなく「休める」イメージを持っていた自分がいました。実際は24時間体制の育児シフトに入るだけ。仕事とは違う種類の疲労が蓄積していきます。「思っていたのと違う」とならないために、育休=休暇ではないという認識は持っておいた方がいいです。
収入面の不安:育児休業給付金が出るとはいえ、最初の支給は約2ヶ月後。しかも給付金は手取りの約67%(6ヶ月経過後は50%)になるため、長く取れば取るほど収入は下がります。事前に家計のシミュレーションはしておいた方が安心です。
「長く取る」ことのリアル
7ヶ月・10ヶ月(合計17ヶ月)という期間を取ってみて思うのは、長いからこそ見えてくるものがあるということ。
- 新生児期のピーク→生後3ヶ月頃の落ち着き→離乳食スタートまで、子どもの成長をリアルタイムで見届けられる
- 生活リズムが整っていく過程を夫婦で一緒に作れる
- 「パパが育休を取る」という選択肢を周囲に示せる
一方で、職場への影響は正直ゼロではありません。長く取るほど、復帰後に「浦島太郎」状態になるリスクもあります。それでも、「取って後悔した」とは思っていない——これは断言できます。
これから育休を取るパパへのアドバイス3つ

「取るかどうか」より「どう過ごすか」を考える:育休を取ること自体がゴールではありません。妻とどう役割分担するか、上の子がいる場合はどうケアするか、自分自身のメンタルケアはどうするか、事前に夫婦で話し合っておくことをおすすめします。
周囲に「取ります」と宣言する:曖昧にしているとズルズルと取らない方向に流れがち。上司への相談はもちろん、同僚にも早めに共有しておくと、周囲も「じゃあ引き継ぎ準備しなきゃ」とスイッチが入ります。
復帰後のことも視野に入れる:育休明けは、正直しばらく仕事の勘が戻らないです。復帰直後に大きなプロジェクトが控えていると大変なので、復帰時期の調整ができるなら相談してみてもいいかもしれません。
まとめ:育休は「投資」だと思う
育休を振り返って思うのは、これは家族への投資だったということ。夫婦の信頼関係、子どもとの絆、「父親」としての自覚——どれもお金では買えないものが得られました。
もちろん、職場の状況や家庭の事情は人それぞれ。「絶対に取るべき!」とは言いません。
でも、もし迷っているなら——「取って後悔した」という話は、あまり聞いたことがない、とだけお伝えしておきます。
これから育休を検討しているパパさん、一緒に頑張りましょう。
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