育休とりすぎパパのログ
✦ パパひとりで17ヶ月育休取得のリアルログ ✦
子どもの防災リュック、中身が成長に追いついていませんでした|9月1日に見直した話

子どもの防災リュック、中身が成長に追いついていませんでした|9月1日に見直した話

防災の日にリュックを開けたら、離乳食とミルクが入りっぱなしでした。下の子はもう卒業しているのに。子どもがいる家の防災は、賞味期限だけでなく「子どもの成長」で使えなくなります。しかも成長には期限表示がありません。買い足すより入れ替えるほうが難しい、という話を2児パパが書きました。

※ 本記事はアフィリエイト広告を含みます

目次 CONTENTSOPENCLOSE

9月1日は防災の日です。

その日にふと防災リュックを確認して、正直に「やってしまった」と思いました。

中に、離乳食とミルクが入りっぱなしでした。

下の子はもう卒業しています。つまり、いざというときに使えないものを背負って逃げるところだったわけです。

備えた記憶はあります。ちゃんと詰めました。でもそこで満足して、その後ずっと開けていませんでした。

この記事では、僕と同じ失敗をしないために「子どもがいる家の防災は、揃えるより入れ替えるほうが難しい」という話を書きます。買い足すものはほとんどありません。入れ替えるだけです。

大人の防災と、子どもの防災はここが違う

大人だけの家なら、防災リュックは一度作れば数年もちます。水と食料の賞味期限を見て、切れたら交換する。それだけです。

子どもがいる家は違います。中身が「子どもの成長」で使えなくなります。

大人の防災 子どもがいる家の防災
何で使えなくなるか 賞味期限 賞味期限+子どもの成長
見直す間隔 数年に一度 半年〜1年に一度
気づくきっかけ 期限の表示 ない(自分で気づくしかない)

やっかいなのは3つ目です。賞味期限は箱に書いてありますが、「この子はもうミルクを飲みません」とは誰も教えてくれません。

だから僕のように、期限内なのに使えないものが眠り続けます。

子どもの成長で使えなくなるもの

うちで実際に入りっぱなしだったのは、ミルクと離乳食です。ただ考えてみると、時限つきのものは他にもあります。並べてみます。どれも「詰めたときは正しかった」ものです。

① ミルク・液体ミルク
卒乳した時点で不要になります。うちが引っかかったのがここです。

② 離乳食
月齢別に分かれているので、同じ離乳食でも段階が合わなくなります。 5〜6ヶ月用を1歳の子には使えません。

③ おむつ
サイズが変わります。SからM、MからLへ。枚数は足りていても、サイズが合わなければゼロと同じです。

④ 着替え
これも同じです。1年で1〜2サイズ変わります。

⑤ 母子手帳・保険証のコピー
予防接種の記録が増えるので、古いコピーは情報が欠けています。

⑥ おもちゃ・絵本
月齢に合わないものは、避難所で子どもの気をそらす役に立ちません。

こうして並べると、リュックの中身のほとんどが「時限つき」だと分かります。大人用の水と非常食だけが、そのまま残ります。

備蓄はどれくらい必要か(一次情報)

見直すにあたって、そもそもの目安を確認しました。首相官邸の情報にはこうあります。

  • 備蓄は最低3日分、大規模災害では1週間分が望ましい
  • 飲料水は1人1日3リットルが目安

4人家族で1週間なら、水だけで84リットルです。2リットルのペットボトルで42本。正直、置き場所から考え直す必要がある量です。

出典:首相官邸「災害に対するご家庭での備え」https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/sonae.html (2026年9月確認)

買い足さずに「入れ替える」のが基本です

ここが今回いちばん言いたいところです。

防災の記事を読むと、たいてい「これを買いましょう」というリストが出てきます。でも一度でも備えた家なら、買い足すものはほとんどありません。

うちで実際に必要だったのは、この2つだけでした。

  • 水の入れ替え(賞味期限切れ)
  • おむつのサイズ変更

離乳食とミルクは、取り出して終わりです。代わりに入れるものもありません。子どもが幼児食に移っていれば、大人と同じ非常食が食べられるからです。

つまり防災リュックは、子どもが大きくなるほど軽くなります。 これは備え直す側にとって、けっこう救いのある話だと思います。

逆に、何年も使えるものもあります

使えなくなるものばかり並べましたが、子どもの成長と関係なく使い続けられるものもあります。うちのリュックに実際に入っているのは、この5つです。

① 防災ラジオ
情報が取れないのが一番こわいので、これは外せません。手回しとソーラーで充電でき、スマホの充電にも回せます。電池が10年もつ点も、開けない前提のリュックには合っています。

防災ラジオ(多機能・手回し/ソーラー・10年保存電池付・USB対応・LEDライト)

防災ラジオ(多機能・手回し/ソーラー・10年保存電池付・USB対応・LEDライト)

② ヘルメット
折りたたみでA4サイズになるものを選びました。かさばらないので、リュックに入れっぱなしにできます。国家検定に合格しているものを選んでいます。

オサメット 折りたたみ防災ヘルメット(国家検定合格品・A4サイズ収納)

オサメット 折りたたみ防災ヘルメット(国家検定合格品・A4サイズ収納)

③ ボトル型の浄水器
水は1人1日3リットル必要ですが、4人家族の1週間ぶんを持ち出すのは不可能です。運べる量には限りがあるので、その場で水をきれいにできる手段を1つ入れています。

ブリタ ボトル型浄水器 アクティブ(カートリッジ2個付・0.6L)

ブリタ ボトル型浄水器 アクティブ(カートリッジ2個付・0.6L)

④ 給水タンク

浄水器とセットで考えているのがこれです。断水したとき、給水車まで水をもらいに行く必要があります。そのとき運ぶ入れ物がないと、せっかくの給水にたどり着いても持ち帰れません。

折りたためるので、使わないうちは場所を取りません。コック付きだと、子どもがいても片手で注げます。

アイリスオーヤマ 給水タンク ウォータータンク 10L/20L(コック付き・折りたたみ)

アイリスオーヤマ 給水タンク ウォータータンク 10L/20L(コック付き・折りたたみ)

⑤ 非常食(5年保存)
携帯おにぎりを入れています。5年保存なので、入れ替えの回数を減らせます。子どもが幼児食に移っていれば、大人と同じものが食べられるのもありがたいところです。

尾西食品 携帯おにぎり 4種8食(5年保存・わかめ/鮭/五目おこわ/昆布)

尾西食品 携帯おにぎり 4種8食(5年保存・わかめ/鮭/五目おこわ/昆布)

この5つに共通しているのは、子どもが何歳でも使えることです。ミルクや離乳食のように「卒業」がありません。

ひとつだけ、買い足したものがあります

「買い足すものはほとんどない」と書いておいて何ですが、今回ひとつだけ足しました。絆創膏です。

うちのリュックには、救急用品が入っていませんでした。避難所や車中泊になれば、小さな傷の手当ても自分たちでやることになります。子どもの人数を考えると、枚数がまとまっている箱をひとつ入れておくほうが安心だと思いました。

キャラクターものにしたのは、子どもが嫌がらずに貼れるほうがいいと考えたからです。防災用品はたいてい味気ないので、ここくらいは好きな柄でいいと思っています。

なお絆創膏には使用期限があります。なので「ずっと使うもの」ではなく、次の表では「入れ替えるもの」のほうに入れています。

スケーター 救急ばんそうこう Mサイズ 100枚 ディズニープリンセス 日本製 QQB100-A

だから僕は、リュックの中身をこの2つに分けて考えるようにしました。

中身 見直す頻度
ずっと使うもの ラジオ・ヘルメット・浄水器・給水タンク 数年に一度(動作確認だけ)
入れ替えるもの 水・非常食・おむつ・着替え・絆創膏 半年〜1年

分けておくと、見直すときに全部を出さなくて済みます。下の段だけ確認すればいい、という状態にしておくのが、続けるコツだと思っています。

ローリングストックなら、期限切れが起きません

農林水産省が提唱しているローリングストックという考え方があります。

普段食べているものを少し多めに買っておき、古いものから使って、使った分を買い足す。こうすると備蓄が自然に入れ替わるので、期限切れが起きません。

うちの失敗は、防災リュックを「普段の生活と切り離した箱」にしてしまったことです。切り離すと、開ける理由がなくなります。

食料と水はローリングストックに寄せる。リュックには持ち出す最低限だけ入れる。この分け方にすれば、次は忘れないはずです。

出典:農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/guidebook.html (2026年9月確認)

見直すタイミングを決めておく

「気づいたときに見直す」では、また同じことになります。気づかないから放置されるわけです。

なので日付で決めることにしました。

タイミング 理由
9月1日(防災の日) 毎年必ず来る。ニュースでも流れるので思い出せる
子どもの誕生日 サイズと月齢が変わる節目。年に1回、子どもの人数分

子どもが2人いれば、防災の日とあわせて年に3回は開けることになります。これくらいでちょうどいいと思っています。

とくに誕生日は理にかなっています。服のサイズもおむつも、誕生日を過ぎるころに変わるからです。

まとめ

  • 子どもがいる家の防災リュックは、賞味期限だけでなく「子どもの成長」で使えなくなる
  • ミルク・離乳食・おむつのサイズ・着替え・母子手帳のコピーは、全部が時限つき
  • 備蓄は最低3日分、できれば1週間分。水は1人1日3リットル(4人家族の1週間で84リットル)
  • 一度備えた家なら、買い足すものはほとんどない。入れ替えるだけ
  • 子どもが大きくなるほど、リュックは軽くなる
  • 食料と水はローリングストックに寄せると、期限切れが起きない
  • 見直しは防災の日と子どもの誕生日に固定する

よくある質問(FAQ)

Q. 防災グッズは何日分そろえればいいですか?

首相官邸の情報では、最低3日分、大規模災害に備えるなら1週間分が望ましいとされています。飲料水は1人1日3リットルが目安です。

Q. 子どもがいる家で、特に見直すべきものは?

ミルク、離乳食、おむつのサイズ、着替えのサイズ、母子手帳のコピーです。どれも子どもの成長で使えなくなりますが、賞味期限には表れません

Q. どれくらいの頻度で見直せばいいですか?

子どもがいる家は半年〜1年に一度が目安です。防災の日(9月1日)と子どもの誕生日に固定しておくと、忘れにくくなります。

Q. 離乳食が期限内なら、そのまま入れておいていいですか?

その子が食べられる段階なら問題ありません。ただし離乳食は月齢別に分かれているため、段階が合わなくなっていないかを確認してください。

Q. ローリングストックとは何ですか?

普段食べる食品を少し多めに買っておき、古いものから消費して、使った分を買い足す方法です。農林水産省が提唱しています。備蓄が自然に入れ替わるので、期限切れを防げます。

この記事をシェア

【アフィリエイト挿入欄】管理画面で商品リンクを設定してください。

関連記事

育休中のふるさと納税は上限が激減します|見込みで寄付して超えた僕の話
パパの育休・働き方

育休中のふるさと納税は上限が激減します|見込みで寄付して超えた僕の話

育児休業給付金は非課税なので、税金の計算上は収入に入りません。だから育休を取った年はふるさと納税の上限額が大きく下がります。さらに配偶者控除と医療費控除が重なると、上限はもっと下がる。最悪の場合、控除する税金がなく全額自己負担です。見込みで寄付して上限を超えた経験のある2児パパが、総務省の資料をもとに整理しました。

2026/8/27

子ども3人以上は本当に得か?支援を全部調べたら、1人あたりの給付が441万円まで増えた
パパの育休・働き方

子ども3人以上は本当に得か?支援を全部調べたら、1人あたりの給付が441万円まで増えた

児童手当の総額は1人234万円、2人468万円、3人なら1,116万円、4人なら1,764万円。1人あたりの平均も234万円から441万円まで上がります。さらに2025年度からは子3人以上で大学授業料が所得制限なしで無償に。ただし3つの制度はすべて「いま同時に何人か」で決まる落とし穴つき。増える費用と、我慢が効くかどうかまで、2児パパが正直に整理しました。

2026/8/26

児童手当は総額いくら?1人234万・3人目648万|「第3子」の落とし穴も2児パパが解説
パパの育休・働き方

児童手当は総額いくら?1人234万・3人目648万|「第3子」の落とし穴も2児パパが解説

児童手当を0歳から高校卒業まで受け取ると、1人目・2人目は各234万円、3人目以降は各648万円。3人目ひとりで、1人目と2人目の合計を上回ります。ただし子どもが3人いても「第3子」としてカウントされるとは限りません。22歳ルールと確認書の落とし穴、申請の「15日以内」まで、育休を17ヶ月取った2児パパがこども家庭庁の資料をもとに整理しました。

2026/8/25