育休とりすぎパパのログ
✦ パパひとりで17ヶ月育休取得のリアルログ ✦
施工管理で育休17ヶ月取得した方法|上司説明〜引継ぎまで全公開

施工管理で育休17ヶ月取得した方法|上司説明〜引継ぎまで全公開

施工管理で男性育休を取りたい人へ。設備系の現場代理人が17ヶ月の育休を取得した方法を、上司への切り出し方〜引継ぎ準備まで7ステップで全公開。建設業×子育ての両立の参考にどうぞ。

目次 CONTENTSOPENCLOSE

はじめに:設備系の施工管理パパが17ヶ月の育休を取った話

「施工管理で育休なんて、無理でしょ?」

そう言われ続けた業界で、僕はパパひとりで合計17ヶ月の育休をとりました。当時は20人規模の現場の現場代理人

僕の働く環境を先にお伝えしておくと、設備系の施工管理です。完全週休2日、残業も比較的少なめ。建設業の中では育休がとりやすい環境でした。

それでも、男性で17ヶ月という長期育休は社内で前例がほぼなく、引き継ぎや上司への伝え方には工夫が必要でした。

結論:ちゃんと準備すれば、施工管理でも育休はとれます。コツは「早さ」と「段取り」だけ。

この記事では、僕が実際にやった会社への伝え方・引き継ぎ・復帰までの全工程を、ステップごとに公開します。

📌 この記事で分かること

  • 施工管理で男性育休17ヶ月をとった具体的な7ステップ
  • 上司への切り出し方・引継ぎ準備のリアルなテンプレ
  • 建設業×子育てを両立する段取りのコツ

施工管理で育休が「無理」と言われがちな背景

施工管理は、職種によっては育休と相性が悪い業界です。

  • 大型ゼネコン現場では朝が早く夜も遅い
  • 工程が遅れると即トラブル
  • 現場代理人は法的に必要なポジション
  • 「お前が抜けたら現場が止まる」と言われがち

ただ、これは建設業全体の話ではありません

僕がいる設備系は、完全週休2日が標準。残業も法令遵守で月45時間以内に収まっています。同じ建設業でも、ゼネコン・サブコン・設備系・電気系で働き方は全く違います。

それでも、男性で長期育休となると前例が少ない会社が多いはず。
「無理」と思い込まずに、計画的に動くことが大切です。


育休取得までの全体スケジュール(7ステップ)

順番に説明します。やったのは7ステップ。

STEP 内容 タイミング
1 自分の覚悟を決める 出産6ヶ月以上前
2 上司に相談 5〜6ヶ月前
3 切り出しトーク 5〜6ヶ月前
4 引き継ぎ準備 3ヶ月前〜
5 取引先への連絡 1〜2ヶ月前
6 直前1週間の最終調整 出産前
7 復帰準備 復帰1ヶ月前

STEP1:自分の中で覚悟を決める

まずここが一番大事。

「会社に申し訳ない」「迷惑をかける」と思っているうちは、上司にも腹を割って話せません。

僕が腹を決めた理由は、「子供の0〜2歳は二度と戻らない」と気づいたから。仕事は復帰すれば取り戻せる。でも子供の成長は今しか見られない。妻もフルタイム勤務で、誰かが家庭にコミットするしかない。

この優先順位を自分の中で固めると、上司との会話がブレません。

「家族のために、必要な期間取らせてください」

これが言えるかどうかが分岐点です。


STEP2:上司に伝えるタイミング|出産5〜6ヶ月前がベスト

施工管理で育休をとるなら、「早すぎるかな?」と思うくらい早めに伝えるのが正解。

僕は出産の5〜6ヶ月前に上司に相談しました。

理由は明確です。後任の選定に時間がかかる、工程上の引き継ぎ最適タイミングを探る必要がある、取引先や元請けへの連絡準備、上司も自分の上司に相談する時間が必要。

直前に「来月から育休とります」は、施工管理では現実的に厳しい。早ければ早いほど、お互いストレスなく進められます。


STEP3:上司への切り出し方|実際に使った3つのコツ

正直、めちゃくちゃ怖かったです。でも、伝え方を工夫すれば大丈夫。

① 「相談」というスタンスで切り出す

✅ NG:「育休とります」(決定事項として伝える)
✅ OK:「育休のことで相談したいんですが、お時間ありますか?」

決定事項より、相談から入る方が上司も話を聞きやすいです。

② 期間と理由を最初に明確に伝える

妻が出産予定で、〇月から〇ヶ月、育休を
とらせていただきたいと考えています。

理由は、妻もフルタイム勤務で、
子育てにパパが本気でコミットしないと
家庭が回らないからです。

ご相談に乗っていただけますでしょうか。

期間・理由・お願いの3点セットで、シンプルに伝える。

③ 引き継ぎ案を一緒に持っていく

「自分が抜けるとどうなるか」を考えていない状態で相談すると、上司の負担になります。

僕は事前に「抜ける期間/引き継ぎ候補/引き継ぎスケジュール案」を簡単にまとめて持参しました。これで、上司は「こいつ、ちゃんと考えてるな」と判断してくれます。


STEP4:引き継ぎ準備|3ヶ月前から動く

ここが施工管理育休の最大の山場

施工管理は属人化しやすい業界です。図面・工程・取引先・職人さんの癖まで、頭の中にしかない情報が大量にあります。

僕が実際にやったのは次の5つ:

工程表の見える化:全工程をエクセルで整理し、後任に共有
取引先リストの整備:会社名・担当者・連絡先・癖を一覧化
施工要領書の作成:自分の判断基準を文書化
現場ルールのマニュアル化:口頭で伝えていたことを文章に
後任との同行期間(最低2週間):実際に一緒に現場を回る

特に「現場代理人」は法的に必要なポジションなので、正式な変更届を元請けや関係官庁に出す必要があります。これも忘れずに。

引き継ぎ書はこのテンプレ(簡易版)でOK:

【現場名】〇〇マンション新築工事
【工期】2024/4/1〜2025/3/31
【自分の役割】現場代理人
【引き継ぎ先】〇〇さん

■ 進行中タスク
- ◯◯(期限:◯月◯日)

■ 取引先連絡先
- ◯◯建設:担当◯◯さん(TEL)

■ 現場の特殊事情
- ◯◯について(注意点を文章で)

■ 緊急時連絡先
- 自分の連絡先:◯◯(緊急のみ)

これだけ作ると、後任がパニックにならずに引き継げます。


STEP5:取引先・現場関係者への伝え方

社内の引き継ぎが進んだら、取引先・元請け・職人さんへの連絡です。

伝える順番は、元請け(最重要・早めに正式に)→ 協力会社の職人さん(1〜2ヶ月前)→ 資材業者・設備業者(1ヶ月前)。

伝え方のコツ:「育休のため」ではなく「家庭の事情で」でも通じる/後任を必ずセットで紹介する/「迷惑かけます」より「引き続きよろしくお願いします」。

僕の経験上、職人さんは意外と理解があります。「家族大事にしいや」と言ってくれた親方もいました。


STEP6:育休直前1週間|最終調整リスト

最後の1週間は、次の5つを完了させればOK:

  • 全現場の状況を最終確認:進行中タスク・トラブル可能性のある箇所を後任と共有
  • メールアウトオブオフィス設定:「〇月〇日まで育児休業中。後任の△△まで」
  • PC・スマホのデータ整理:業務データは共有フォルダに、私物は持ち帰る
  • 鍵・備品の返却:現場の鍵、社用車、ヘルメットなど
  • 同僚・先輩への挨拶:「ありがとうございました。戻ったらまたよろしく」

STEP7:育休中の連絡ルール|「割り切る」が正解

育休中、会社から連絡が来ることがあります。
ここはルールを決めて割り切るのがおすすめ。

僕のルールは:

  • ✅ 緊急時のみ電話OK
  • ✅ メールは1日1回チェック(午前9時)
  • ❌ 通常業務の判断はしない(後任に任せる)

「常に対応できる状態」だと、育休の意味がなくなります。最初は罪悪感ありましたが、慣れます。


STEP8:復帰前の準備|1ヶ月前から始動

復帰1ヶ月前から、次の3つを始めると安心です。

  • 業界ニュースのキャッチアップ:法改正・新工法など、見ておけば置いていかれない(僕は復帰前の3ヶ月で1級土木施工管理技士の独学サポートも活用してスキルアップしました)
  • 上司・後任との復帰前面談:「どこに配属するか」「最初の現場はどこか」を確認
  • 体力作り:育児で体力は落ちてます。少しずつ慣らすと楽

僕の場合、復帰後のキャッチアップは1〜2ヶ月で十分でした。むしろ、育児で培った「相手の気持ちを察する力」「優先順位の判断力」は、現場でめちゃくちゃ活きました。


まとめ:施工管理でも、育休はとれる

最後にもう一度、結論。

施工管理でも、育休はとれる。
コツは「早さ」と「段取り」だけ。

僕は設備系の施工管理という、比較的育休がとりやすい環境でした。それでも、男性で17ヶ月という長期育休はやはり前例が少なく、丁寧な段取りが必要でした。

逆に言えば、段取りさえ整えれば、建設業のどの職種でも育休は取れる可能性があります

「うちの会社は無理だ」と諦める前に、まず5〜6ヶ月前から動いてみてください。それだけで、半分は終わったようなものです。

なお、今の会社が完全週休2日や男性育休にどうしても理解がない場合、業界内のホワイト企業への転職も選択肢です。同じ建設業でも、会社で全然違います。



復帰前のスキルアップ・転職検討にも

育休期間は、復帰後のキャリアを見直す絶好のタイミングでもあります。資格取得や転職情報の収集だけでも、選択肢が広がります。

施工管理技士資格

独学サポート事務局

1級・2級土木施工管理技士の通信教育講座。育休期間を使って効率的に資格取得を目指せる。試験対策のノウハウが詰まった教材で、独学でも合格レベルへ。

無料資料請求してみる

※ アフィリエイト広告を含みます

国家資格特化

能セン

需要の高い国家資格に特化した学習スクール。施工管理だけでなく、復帰後の選択肢を広げる資格取得に。働きながら学べるカリキュラム。

資格講座の詳細を見る

※ アフィリエイト広告を含みます

ホワイト建設会社へ

GKSキャリア

建設業界特化の転職エージェント。育休経験を「マネジメント力」として評価してくれる会社に出会えるので、家族との時間を守れる職場が見つかる。

GKSキャリアに無料登録

※ アフィリエイト広告を含みます

未経験・異業種からOK

職人から施工管理エージェント

「今の働き方じゃ家族と過ごせない」と感じている人が、現場仕事から事務寄りの施工管理に移れる。子供の送迎ができる時間帯で働ける会社が見つかる。

無料登録する

※ アフィリエイト広告を含みます

関連記事


🐦 X:@papalog_ayumi で日々の育休リアルを発信中です。

この記事をシェア

【アフィリエイト挿入欄】管理画面で商品リンクを設定してください。

関連記事